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小児HIV(エイズ)
子供たちが服用しやすい新たな治療法の開発により、子供たちの命を救う
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小児HIV(エイズ)
子供たちが服用しやすい新たな治療法の開発により、子供たちの命を救う
私たちは、治療しなければ命を落とすリスクが高い年少の子どもたちのニーズに応えるため、服用しやすいイチゴ味の4種の抗HIV薬配合剤を開発しました。この新しい治療薬は、2022年に南アフリカで承認され、世界で初めて4種配合の製剤を承認した国となりました。その後、マリ、ウガンダ、ケニア、モザンビーク、コンゴ民主共和国でも承認されています。
小児HIV患者のニーズは、長い間、置き去りにされてきました。研究開発の取り組みにより、大人向けの診断や治療の革新は進んだものの、子ども向けのイノベーションは大きく遅れていました。
つい最近まで、乳幼児や小児に利用できる治療薬は、苦味が強く、服用量の調整が難しく、冷蔵保存が必要でした。こうした条件は、子どもや介護者にとって大きな負担でした。幸いにも、数十年にわたる選択肢の乏しさを経て、新しい小児用製剤がようやく利用可能になりました。私たちの取り組みは、小児HIVの診断と治療におけるこの革命の重要な一部であり、こうした進展から得られた知見を、他の疾患にも応用するべく「Innovation for Children」プログラムを通じて活動を続けています。
治療を受けない場合のHIV感染児童の2歳未満での死亡率
0
%
HIV感染児童
0
百万
治療により救命される児童の割合
0
%
「当初飲ませていた治療薬は苦かったようで、投与するのが大変でした。エマニュエルは何度も薬を飲み込まずに吐き出していました」
HIVとともに生き、ケニア・ナイロビのレア・トト・カリオバンギ・サイトで治療を受けているエマニュエルの継母、パメラ・アコト
医療から取り残された人びとのために
役割を果たす
顧みられない病気で苦しむ世界中の人びとを救う、新しい治療薬・治療法を開発しています