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マイセトーマ
障がいの予防を目指し、より安全な治療法を求めて
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マイセトーマ
障がいの予防を目指し、より安全な治療法を求めて
私たちは、世界初となるマイセトーマ(菌種)の臨床試験を実施しました。現在は、既存の治療へのアクセスを改善しながら、障がいを予防を目指し、新しい治療法の開発に取り組んでいます。
マイセトーマは、進行の遅い感染症で、重度の障がいを引き起こすことがあります。感染は、土壌や動物の排せつ物などから起こると考えられており、足にできた小さな傷から細菌や真菌が侵入することで始まります。真菌性マイセトーマ(ユーマイセトーマ)は特に治療が難しく、切断が唯一の選択肢となることもあります。
現在の治療法は一定の効果がありますが、1年近くにわたって薬剤の投与が必要で、副作用も大きく、価格が高いため多くの人にとって手が届きにくいのが現状です。
「19年前、足に棘が刺さったことをきっかけにマイセトーマを患いました。度重なる治療と8回の手術もむなしく、最終的に足を切断することになりました。病気が治ったと思えることはありません」
スーダン・ハルツーム在住のアルサディク・ムハンマド・ムサ・オマール
医療から取り残された人びとのために
役割を果たす
顧みられない病気で苦しむ世界中の人びとを救う、新しい治療薬・治療法を開発しています