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ホーム > プレスリリース > 国境なき医師団 (MSF) とDNDiは、緊急の国際医療ニーズに向け生物医学研究開発 (R&D) 基金ならびに機構の設立を働きかけています

国境なき医師団 (MSF) とDNDiは、緊急の国際医療ニーズに向け生物医学研究開発 (R&D) 基金ならびに機構の設立を働きかけています

  • 2015/5/11

ジュネーブ発 – 国境なき医師団 (MSF)、Drugs for Neglected Diseases initiative (DNDi) など、著名な国際医療専門家集団* が、エボラ出血熱、抗菌薬耐性などの新しい感染症および製薬市場で顧みられない多くの疾病に対する革新的な医薬品や治療法の不足を解消するために、国際的な医療研究開発 (R&D) 基金ならびに機構の設立について働きかけました。この働きかけは、今週の世界保健総会 (WHA) および6月のG7サミットを前に、これらの公衆衛生上の課題が政治的に注目されていることに呼応したものです。

本日 (5月11日)、PLOS Medicineに発表された記事において専門家たちは、研究開発のギャップを埋める昨今の提案は非常に断片化しており、研究開発のプロセスにおいては、手ごろな価格、アクセス、効率性の問題に適切に対処できていない、と論じています。この記事の著者には、MSFとDNDiの専門家のほか、欧州、中国、インド、南アフリカの公的または民間研究機関、政府官僚、非政府組織、学術グループが含まれています。
DNDiの最高責任者であるベルナール・ペクール (Bernard Pécoul) 医師は、次のように述べています。「西アフリカの危機が1年以上も続いているのに、エボラ出血熱の治療法やワクチンは実験的な域を出ず、新しい抗菌薬の開発は進んでいません。他の顧みられない病気については、診断、治療、ワクチンが時代遅れであったり、高価であったり、あるいは実在しないかです。このようなギャップを埋めるために様々な取り組みが議論されていますが、そのこと自体が、緊急に必要とされる新たな医療技術の確保に向けた、研究開発促進の努力を、さらに断片化してしまう恐れがあります。統合されたアプローチが極めて重要です。」
著者らは、慢性的な研究開発への投資不足に悩む、すべての疾病分野に対応する「傘の骨組み」となる基金ならびに機構を提案しています。このような「基金の蓄え」は、既存の資金提供ルートを補い、政府だけでなく他の資金提供者からの長期的で持続可能な支援を確保すると期待されます。所有および監督するのは世界保健機関 (WHO) などの政府間機関と緊密に連携した政府であるべきで且つ民間ならびに慈善組織や市民社会のステークホルダーとしての関与も必要です。世界エイズ・結核・マラリア対策基金 (the Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malaria)、Gavi‐ワクチン同盟 (Gavi‐The Vaccine Alliance)、 UNITAIDなど、発展途上国における治療ならびに予防プログラムの普及を目的とした既存の多国間基金がモデルとして想定されます。

国境なき医師団 (MSF) 必須医薬品キャンペーンの最高責任者であるマニカ・バラセガラム (Manica Balasegaram) 医師は、次のように述べています。「現在の誤った研究開発システムは、独占や高値に依存し、商業市場パラダイムの枠外にいる人々を考慮していません。必要なのは、これを是正する公的なリーダーシップです。疾病ごとの研究開発基金ならびに機構を無秩序に寄せ集めるのではなく、ニーズに基づいた革新に集約してこそ、患者に医薬品や治療を公正に施すことができるのです。」
著者らは、提案された基金や機構が、研究開発における優先順位の決定、監視、調整に対して独立したアプローチを取り、オープンナレッジイノベーション、公正なライセンス供与、製品の最終価格を、研究開発コストから切り離すという原則に従う必要があると論じています。

PLOS Medicineの記事:
この記事に関して言及する場合はオープンアクセスジャーナルのPLOS Medicineと記載してください。その場合は無料です
。
http://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1001831

*著者のリスト:
● Manica Balasegaram, Access Campaign, Medecins Sans Frontiers, Geneva, Switzerland
● Christian Bréchot, Institut Pasteur, Paris, France
● Jeremy Farrar, Wellcome Trust, London, UK
● David Heymann, Centre of Global Health Security, Chatham House, London, UK
● NIrmal Ganguly, Jawaharial Institure of Postgraduate Medical Education & Research, Puducherry, India
● Martin Khor, South Centre, Geneva, Switzerland
● Yves Lévy, INSERM, Paris, France
● Precious Matsoso, Department of Health, Pretoria, South Africa
● Ren Minghui, Department of International Cooperation, China National Health and Family Planning Comission,
China Ministry of Health, Beijing, People’s Republic of China
● Bernard Pécoul, Drugs for Neglected Diseases initiative, Geneva, Switzerland
● Liu Peilong, Department of Global Health, School of Public Health, Peking University, Peking, China
● Marcel Tanner, Swiss Tropical and Public Health Institute, Basel, Switzerland
● John-Arne Rottingen, Norwegian Institute of Public Health, Norway, University of Oslo, Norway, Harvard T.H.
Chan School of Public Health, Boston, Massachusetts, USA

下記の著者にコメントを求めることは可能です:
Manica Balasegaram, Bernard Pécoul and John-Arne Rottingen
Sian Bowen (DNDi-Geneva): Mobile: +41 79 932 42 68.  sbowen@dndi.org
Ilan Moss (DNDI- North America): Mobile: +1 646 266 5216 imoss@dndi.org
Michelle French (MSF Access Campaign): Mobile +1 646.552 4600 michelle.french@newyork.msf.org

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